ゴルフクラッシュ 風補正の基本② ~Golf Clash Tips #03~
前回の”風補正の基本①”で、次の3点解説しました。今回はその続きで、使う距離によって変わる補正量についての解説をします。
《前回までのお話》
1. 風の補正はターゲットのリングをずらして対応すること
2. リングを物差しとして使うこと
3. 風とリング1つ分の大きさの関係は、クラブの正確性できまること
”リングの大きさ”に影響するもの
風の補正時は、リングを物差しとして使い、その大きさは、クラブの正確性で決まることを前回までで説明しました。このリングサイズですが、クラブ毎に一定なのでしょうか。もちろん、違います。でも、”ものさし”となるリングの大きさが変わるのでは、それを理解しないと、”ものさし”にならないですよね。
まずは、今後、”ものさし”として活躍する、リングの大きさに影響するものを理解しておきましょう。まず、ラフアイアンと、サンドウェッジのリングサイズについては、以下のとおりです。
ラフアイアン : リングサイズは 1.45倍
サンドウェッジ: リングサイズは 1.15倍
(正確性から算出される基本サイズとの比率です)
また、使う距離でもリングの大きさは、変わってきます。リングサイズは、距離に比例していて、半分の距離で使う時、リングのサイズは半分になります。
リングサイズ = 実使用距離/標準最大距離 x 基本サイズ
(基本サイズ:正確性を元にしたサイズ)
下のように、スクリーンショットで並べてみると一目瞭然ですね。
飛距離とリングと風影響の関係
リングサイズが、距離でも変わってしまうことは理解できたでしょうか。では、風影響との関係はどうなっているでしょうか。それは次のようになります。
<前回まで>
ずらし量(リング)= 風 ÷ (1リング分ずれる風)
= 風 ÷ (3-正確性/50)
<飛距離を考慮>
ずらし量(リング)= 風÷(3-正確性/50)× 距離比率
計算は、単純です。距離比率をかければよいのです。リングサイズが小さくなったのなら、物差しが小さくなったので、補正量は大きくならないといけないような気がしますよね。距離比率かけて小さくなっちゃっていいのでしょうか。いいんです。
実は、短い距離で使うと、滞空時間が減って流される量は対空時間の2乗に比例します。整理してみましょう。
① 風影響 ∝ 滞空時間の2乗
② 滞空時間 ∝ 飛距離 ∝ リングサイズ
∴ 風影響は、リング換算で飛距離比率分、小さくなります
事例にしたほうが分かりやすいです。例えば、距離が半分なら、滞空時間は半分、風の影響はその2乗、4分の1になります。一方、リングのサイズは、距離が半分なら、リングサイズは半分です。
風影響が1/4、リングサイズが1/2なので、リング一つあたりの風影響分は2倍になるわけです。リングを基準でずらすので、ずらし量が1/2になると考えればよいのです。
飛距離とリングと風影響の関係(計算例)
では、簡単な例で、実際に計算してみましょう。正確性50のショートアイアンを例にします。正確性50ですから、基本補正は、リング1あたり風で2相当です。従って、風6.0なら、リングで3個相当分になります。
正確性:50 の時
1リング分ずれる風 = 3-正確性/50 = 3-50/50 = 2
ずらし量(リング)= 風 ÷(3-正確性/50)=6÷ (3-50/50)= 3
⇒ リング3個分ずらす
これは、ショートアイアンのフルショット飛距離 90Yard での場合になります。では、同じクラブで、ハーフショット 45Yard で使う場合はどうでしょう。45Yard は、ちょうど下のウェッジに切り替わる直前の距離になります。この場合、風の影響は1/4です。元のリングサイズで換算すると、リング3個分/4で、リング 0.75個分になります。しかし、リングサイズも1/2になっていますから、リング換算でなら、0.75個分 x (90yardリング/45yard リング) 、1.5個分ずらすということになります。
正確性:50 、飛距離比率1/2の時
1リング分ずれる風 = 3-正確性/50 = 3-50/50 = 2
ずらし量(リング)= 風 ÷(3-正確性/50)x 距離比率
= 6 ÷(3-50/50)* 50% = 1.5
⇒ リング1.5個分ずらす
各クラブの飛距離
では、各クラブはどんな飛距離となっているのでしょうか。これをまとめたのが次の表です。パワーショットやパワーボール、クラブのレベルを考えなければ、この表の飛距離が基準です。例えば、ウッドで180ヤードを飛ばすとき、正確性100のクラブのリングあたり風補正量が1になります。
もし、135ヤードで使う場合には、75%使用になるので、リングあたり風補正量は、0.75になります。
この表の下にも記載していますが、リング一つあたりの風補正量が、1から0.75に変わったと考えるより、素直に風がその比率だけ影響するって考えるほうが計算も楽で、考えやすいです。
ネット上だと、GolfClash
Notebookみたいなサイトに、距離Max/Mid/Min別で、リングあたり風補正量の表があったりしますけど、リングあたりの換算を使い分けるより、使いやすいと思います。
風8の時
<Max/Mid/Min式>
リング1つあたり風2のクラブ Max 2.00/リング
75%使いだと、Min使い、リング1つあたりが、 Min 2.66/リング
だから、8÷2.66= リングで3個分
<ごるくら流 簡易計算>
リング1つあたり、風2のクラブ
75%使いだと風影響は、8x0.75=6 だから、6÷2= リングで3個分
念のための<Max/Mid/Min式>解説
Max/Mid/Min式の表って、こんなやつです。
”Golfclash Wind Chart” でググれば、すぐ出てくると思います。このMax/Mid/Min っていうが、距離なんですが、Minはクラブ種別毎で共通になります。例えば、ドライバーなら75%使用時になります。これは簡単ですね。
では、Max側はどうでしょう。Maxは同じドライバーでも違うし、レベルでも違って書いてあります。これは、そのクラブの Power 項目が使われているからです。例えば、スナイパー レベル1だとPower160なので、180ヤードも飛ばせないのです。だから、その距離で換算されて、リング1つあたり1.125とされています。
スナイパー レベル1の例
Power 160 なので、Maxは、160/180 = 88.9%
100%使用なら、正確性100で、リング 1あたり、風1
88.9%での使用時の風影響は、 1/0.889 = 1.125
リング1つあたり 風1.125 として表に記載されています。
Midはそのクラブの中央、ドライバーなら87.5%使いでの換算。ショートアイアンなら、100-50%の中央、75%換算です。
Minが0まであるウェッジやラフアイアンはどうでしょう。Minは0ですよね。ここは、Min
25%として計算して表に記載されています。
感覚でやるか、計算するのか、表を使うのか、自分のプレイスタイルでよいと思いますが、計算内容を理解しておくにこしたことはないですね。
「いやいや、物理的にそんなのおかしいじゃん」、って言うあなたへ
ゲーム内での物理学は、実装しやすいようにモデリングされているので、リアルな物理法則とは違います。ゲームとしては、ある程度リアルに見えれば、演算が軽くて実装しやすさを優先します。シミュレーションとして、リアルの再現に拘るゲームでもない限り、厳密な計算なんてするわけありません。
ぶっちゃけ、3Dゲーム的には、テクスチャとか工夫して絵をきれいにし、広く遊んでもらえるよう負荷が軽いつくりのほうが、売れますからね。リアルにしろよって方は、QED/T-up/GTSみたいな本格リアルシミュレーションを買いましょう。って、いうか、ゴルフなんだから、リアルゴルフすりゃいいんじゃね?
ま、そういうわけで、ゲーム攻略には、ゲーム内での物理演算を意識して理解していくほうがよいのです。
まだまだ、続くよ、ゲーム内補正の世界、、、
前後方向、距離で変わる補正について解説しました。この表現でわかるよね。私達は3Dゲームしてますから、まだまだ、上下、左右、があります。
次回は上下、高さ方向での違いについて、説明していきます。乞うご期待!
解説動画もあるよ
解説を動画にして、Youtubeに置いてありますので、よかったらそちらもご覧ください。
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